介護療養型医療施設とは介護保険施設の一つです。介護療養型医療施設には要介護認定を受けた『要介護1』以上の方が入所(入院)することができます。
介護療養型医療施設の他に介護保険施設には『介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)』と『介護老人保健施設』があります。その中でも一番手厚い医療が受けられる施設でありますが知名度が低いこととシステムの分かりにくい施設でもあります。
なぜ知名度が低くシステムがわかりにくいかというと介護療養型医療施設の多くが、医療制度改革によって診療報酬の削減や介護保険制度の導入を機に、一般病院から介護療養型医療施設に転換したためです。そのため外見上はそれほど変わった印象はなく、一般外来も行うために分かりづらくなっています。
また療養型には介護保険の他にも医療保険適用のものがあります。一つの病院内に介護保険適用のベッドと医療保険適用の療養型ベッドを両方とも併せ持つところもあります。
介護療養型医療施設のおもな入所対象者は、総合病院や大学病院といった手術や点滴治療などで病気の治療を中心に行う病院での治療は一段落してもう少し病院での療養が必要になる方などが該当します。
介護療養型医療施設では療養が目的となるので入所(入院)期間は、各施設の判断となります。3ヵ月ぐらいと定めている施設や特に期間を定めていない施設と様々あります。
介護療養型医療施設は平成18年度医療制度改革関連法案によると、平成24年3月をめどに廃止されるようです。
廃止後は、現在38万床ある療養型病床のうち、15万床が医療型の療養病床となり23万床がケアハウスや介護老人保健施設などの居住系サービスへと転換するものとして見通しが立てられています。
あなたは、介護施設を選ぶためにどういった基準で選びますか?介護施設を選ぶためには、その場所で働いている人や実際に居住している人に注目してみましょう。そのようがより良い介護施設にめぐり合えるようです。介護施設を選ぶときには設備などに目がいきがちですよね。しかし、まずは人に注目し、介護施設選ぶようにすれば、失敗のない介護施設を選ぶことができるのではないでしょうか。ただ見学しただけでは、色々な面を見抜くことは難しいでしょう。ポイントを抜粋して見学すれば介護施設選びに役立つと思います。そのためのヒントをご紹介します。
まずは、1.介護施設の利益よりも入居者の利益を優先です。その見方としては、施設の利益だけに注目するのではなくて、入居者の利益をいったいどこまで優先してくれるのかという点があげられるのです。その中でも民間企業が運営する介護施設については、このような視点に着目して見学をおこなうことがとても大切なのです。次に、1.元気になっていく入居者がいるのか。入居者の利益を優先しているかという点で見分けるためには、施設に居住している中でどれだけ元気になっていく方がいるのかという点なのです。民間の介護施設の収益の中には「介護報酬」があります。この介護報酬は、入居している方の介護が重度化していき要介護認定が高ければ高いほど報酬額が高くなる仕組みになっています。そのため、入居している方へのリハビリサービスを充実させ自立支援をはかっていけば、介護が軽度化していくため介護施設の収益は落ちてしまいます。
3.きちんとした人材が揃っているのかです。病院を退院してから介護施設に入居される方の場合、寝たきりの状態で介護施設生活をはじめる方が、比較的多いです。それでも何とか自立し、生活ができるようにとケアスタッフの方たちが試行錯誤を繰り返します。その結果、オムツを必要としなくなったり、一人でも食堂までいけるようになったりという方もいるのです。しかし、それと同時に介護施設の収益は落ちてしまいますので、売り上げを管理している施設のかたは、頭を抱えてしまう場合があります。このような介護施設の利益にマイナスになってしまうようなサービスは、強い信念を持ったスタッフがいなければ実現することはありません。介護施設の広告やパンフレットなどをみればと謳い文句はきちんとしていますが、本当に入居者を最優先にして運営しているような介護施設はまだまだ少ないのです。介護施設は多くあるのですが、何よりも入居者のために働いてくれる介護施設を探していくことが、後悔しない介護施設選びになるのではないでしょうか。