最近では街の元気引き出し、または有料老人ホームが地域との連携を深めて、新たな運営形態が進化をしています。
それはホームで提供する食事の調理を、地元主婦に業務の外部委託してみたり、商店街と組んでホーム内で出張販売をしたりする等といった、以前より地域から孤立しがちな入居者を住民に溶け込ませて満足度を向上するだけでなく、地域への貢献度を高めて街づくりの主役を目指していくというものです。
東京都杉並に有する、有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス井草」。近年この施設で「住民による、住民のためのホーム」を目指すという、一風変わった試みが進められている。そして入居している高齢者70人の食事を作るのは、施設の従業員ではなくて、地元人5人の主婦で結成したワーカーズ・コレクティブ「オレガノ」です。
ワーカーズ・コレクティブというは、起業したい人達が共同で出資金を特ち寄って、自らの現場で働いて得た利益を、平等に分配するという働き方のことです。これだと組合だが、法人格などは無く、事業計画等は出資者が平等な立場で会議で決めることが可能となるのです。これらは、生協等が会員の働く場を作ることを目的として推進しています。
また「オレガノ」は、杉並区に住む主婦仲間によって結成されました。そして「オレガノ」の代表者の浅賀ふみ枝さんを中心とし、主婦仲間と各30万円を出資し、更にワーカーズを推奨している生活クラブ生協からも120万円の出資を仰ぎました。
実際に東京都中央区にあるホームを運営する生活科学運営は、生協を通じてワーカーズの存在を知って、厨房運営を委託しました。
また浅賀さんは同ホームを拠点に昨夏、新たなワーカーズ「冠婚葬祭サポートセンター」を設立して、入居者や家族に葬儀で流してもらいたい音楽や供花、飾り付け等についてこと細かく要望を聞き取り、葬儀会社の公益社と提携して格安で「オーダーメード葬儀」というものを提供しています。
これらの評判は広まり、現在は入居者だけではなく地域住民からも毎日問い合わせがあり、月2件のペースで葬儀を受注しているそうです。
あなたは、介護施設を選ぶためにどういった基準で選びますか?介護施設を選ぶためには、その場所で働いている人や実際に居住している人に注目してみましょう。そのようがより良い介護施設にめぐり合えるようです。介護施設を選ぶときには設備などに目がいきがちですよね。しかし、まずは人に注目し、介護施設選ぶようにすれば、失敗のない介護施設を選ぶことができるのではないでしょうか。ただ見学しただけでは、色々な面を見抜くことは難しいでしょう。ポイントを抜粋して見学すれば介護施設選びに役立つと思います。そのためのヒントをご紹介します。
まずは、1.介護施設の利益よりも入居者の利益を優先です。その見方としては、施設の利益だけに注目するのではなくて、入居者の利益をいったいどこまで優先してくれるのかという点があげられるのです。その中でも民間企業が運営する介護施設については、このような視点に着目して見学をおこなうことがとても大切なのです。次に、1.元気になっていく入居者がいるのか。入居者の利益を優先しているかという点で見分けるためには、施設に居住している中でどれだけ元気になっていく方がいるのかという点なのです。民間の介護施設の収益の中には「介護報酬」があります。この介護報酬は、入居している方の介護が重度化していき要介護認定が高ければ高いほど報酬額が高くなる仕組みになっています。そのため、入居している方へのリハビリサービスを充実させ自立支援をはかっていけば、介護が軽度化していくため介護施設の収益は落ちてしまいます。
3.きちんとした人材が揃っているのかです。病院を退院してから介護施設に入居される方の場合、寝たきりの状態で介護施設生活をはじめる方が、比較的多いです。それでも何とか自立し、生活ができるようにとケアスタッフの方たちが試行錯誤を繰り返します。その結果、オムツを必要としなくなったり、一人でも食堂までいけるようになったりという方もいるのです。しかし、それと同時に介護施設の収益は落ちてしまいますので、売り上げを管理している施設のかたは、頭を抱えてしまう場合があります。このような介護施設の利益にマイナスになってしまうようなサービスは、強い信念を持ったスタッフがいなければ実現することはありません。介護施設の広告やパンフレットなどをみればと謳い文句はきちんとしていますが、本当に入居者を最優先にして運営しているような介護施設はまだまだ少ないのです。介護施設は多くあるのですが、何よりも入居者のために働いてくれる介護施設を探していくことが、後悔しない介護施設選びになるのではないでしょうか。