地域密着型サービスの介護老人福祉施設とはこれから先にも増加が見込まれる認知症の高齢者や中重度の要介護高齢者などがなるべく住み慣れた地域で生活をすることができるように平成18年4月の介護保険制度改正によって新たに創設されたサービスのことです。地域の市町村が事業者の指定や監督などを行います。
地域密着型サービスの介護老人福祉施設は定員が29名以下と規模が小さいので、利用する人たちのニーズに合わせてきめ細かく対応することができます。利用できる対象者は事業者が所在する市町村に居住する人ということになります。入浴や排せつ、食事などの介護、機能訓練、健康管理等を行っています。
地域密着型サービスの介護老人福祉施設はまだ始まったばかりのサービスなので全ての市町村にこのサービスがあるとは限らず、もし利用を希望する場合にはケアマネジャーや市町村の福祉課(介護保険担当)に問い合わせしてみたほうが良いでしょう。
地域密着型サービスの介護老人福祉施設の部屋の種類は、居間がない居室だけの従来型個室タイプと定員2人以上の相部屋タイプ(多床室)、居間などの共有スペースもあり個室の床面積が8畳以上のユニット型個室、床面積が8畳未満と基準が緩和されたユニット型準個室があります。部屋のタイプによって自己負担額が異なります。
◆その他の介護サービス
小規模多機能居宅介護、夜間対応型訪問介護、認知症対応型通所介護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、地域密着型特定施設入居者生活介護
あなたは、介護施設を選ぶためにどういった基準で選びますか?介護施設を選ぶためには、その場所で働いている人や実際に居住している人に注目してみましょう。そのようがより良い介護施設にめぐり合えるようです。介護施設を選ぶときには設備などに目がいきがちですよね。しかし、まずは人に注目し、介護施設選ぶようにすれば、失敗のない介護施設を選ぶことができるのではないでしょうか。ただ見学しただけでは、色々な面を見抜くことは難しいでしょう。ポイントを抜粋して見学すれば介護施設選びに役立つと思います。そのためのヒントをご紹介します。
まずは、1.介護施設の利益よりも入居者の利益を優先です。その見方としては、施設の利益だけに注目するのではなくて、入居者の利益をいったいどこまで優先してくれるのかという点があげられるのです。その中でも民間企業が運営する介護施設については、このような視点に着目して見学をおこなうことがとても大切なのです。次に、1.元気になっていく入居者がいるのか。入居者の利益を優先しているかという点で見分けるためには、施設に居住している中でどれだけ元気になっていく方がいるのかという点なのです。民間の介護施設の収益の中には「介護報酬」があります。この介護報酬は、入居している方の介護が重度化していき要介護認定が高ければ高いほど報酬額が高くなる仕組みになっています。そのため、入居している方へのリハビリサービスを充実させ自立支援をはかっていけば、介護が軽度化していくため介護施設の収益は落ちてしまいます。
3.きちんとした人材が揃っているのかです。病院を退院してから介護施設に入居される方の場合、寝たきりの状態で介護施設生活をはじめる方が、比較的多いです。それでも何とか自立し、生活ができるようにとケアスタッフの方たちが試行錯誤を繰り返します。その結果、オムツを必要としなくなったり、一人でも食堂までいけるようになったりという方もいるのです。しかし、それと同時に介護施設の収益は落ちてしまいますので、売り上げを管理している施設のかたは、頭を抱えてしまう場合があります。このような介護施設の利益にマイナスになってしまうようなサービスは、強い信念を持ったスタッフがいなければ実現することはありません。介護施設の広告やパンフレットなどをみればと謳い文句はきちんとしていますが、本当に入居者を最優先にして運営しているような介護施設はまだまだ少ないのです。介護施設は多くあるのですが、何よりも入居者のために働いてくれる介護施設を探していくことが、後悔しない介護施設選びになるのではないでしょうか。